シート防水とは
サンタックIB防水の材料
屋根シートの防水工事は、塩化ビニル樹脂系防水シートを用いて施工する工法です。
既存防水層を選ばず、古い屋上に上から被せる事が可能です。したがって、既存防水層を撤去した場合に発生する、撤去費用・仮防水費用・廃材処分費用等を大幅に削減することが出来、且つ環境にやさしい工法です。
屋外での日光による紫外線・熱・オゾン等に対しても優れた耐久性を持っており、保護塗料等も必要なく、メンテナンス性に優れております。(ライフサイクルコスト削減につながります)
特に弊社の使用する塩化ビニル樹脂系防水シートは、特殊な可塑剤(ポリメリック可塑剤)を配合する事により、飛躍的に耐久性・耐候性を向上させた特殊な防水材料です。
施工方法は機械固定工法が基本であり、下地の動きに追従する事が出来ます。したがって、躯体に亀裂が発生しても、漏水に繋がる心配はございません。
又、シート自体に水蒸気透過性がある為、下地の水分をシート自体から発散させる事が可能です。この為、施工の際の工期短縮、経費削減に貢献致します。
高耐久性能
耐鳥害性能
露出シート防水層の耐鳥害性(くちばしによるついばみ穴又は破れ)を想定し、スパイク試験機による耐久性試験をサンタックIB-HWC15(一般複合系1.5mm)について行い、各回数毎における防水シートの劣化状態の進行を想定し、参考比較としてTPOの樹脂系シート(早川ゴム(株)製)(1.2mm)及び合成ゴム系シート(早川ゴム(株)製)(1.2mm)についても同様の試験を行いました。
難燃性能
多雪地域にも最適
- 無落雪屋根にも対応可能です。
- 簡易に外断熱工法が可能です。
- すが漏れが発生しません。
すが漏れ(すがもれ)とは
主に多雪地域における現象で、軒先などに積もった雪が融解と凍結を繰り返して氷を形成した場合、昼間の気温の上昇や室内の温度によって屋根に積もった雪が溶け、そこに水が溜まってしまいます。その溜まり水の水圧や毛細管現象により、屋根の内側に水がまわりこみ、雨漏りを引き起こす現象を言います。